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* 5/16 久世 南光亭 (落語)

2008年05月17日 21:03


5/16(金) 19:00~ ロマネスク遷喬 2階講堂

■桂雀五郎 さん…「牛ほめ」

■桂こごろう さん…「阿弥陀池」

■桂南光 さん…「らくだ」



行ってきました南光亭!
モヂモヂしながら7時を待ちまして、ようやく二番太鼓が鳴って。
朝日新聞のお偉いさんと、ロマネスク遷喬の会会長がご挨拶。
正直、「あんたらの話はどうでもえぇ!!」と思ってましたが面白い事を
話してくれました。
12年前に南光さんは此処、ロマネスク遷喬で「らくだ」をかけはったそうで
それを公開録音してCDにする予定だったらしいのです。
話も佳境に入って丁度いいところで

…♪~チャララララ、チャラララ~♪

どこからともなく外から「エリーゼのために」が流れてしまって会場大笑い!
多分チャイムか何かだったらしいですが…
南光さん的には良かったそうですが、東芝側が
「落語でエリーゼのためにはちょっと……」ということでCD化ならず。
そんな伝説が残る「らくだ」を今回は特別にかけてくれるという報告!
ウッキウキしながら出番を心待ちにしておりました。




さて、トップバッターは、桂雀五郎さん!
さすがは世界一細身の落語家(笑)細いーーーww

「こちらに書いてある戒名が、私の名前「桂雀五郎です」」

「上方落語にはそれぞれ一門がありまして。桂米朝の一門なのですが
私は、桂米朝の弟子の桂枝雀。その弟子の桂雀三郎の弟子。でございます。
……わかりにくいことこの上ないですね」

お年寄りが多かったせいでしょうか、戒名という単語に激しく反応し大笑いw
いえいえーwとっても的確かつ丁寧なご紹介ですよ♪

時間が押してたんでしょうか?雀五郎さんのマクラはこれだけ。
すぐに噺に入ってしまわれました。
かけられた噺は「牛ほめ」
小銭を稼ごうと大阪のアホが、オッサンの家を褒めに行きますが
この大阪のアホが可愛いーーww

「京都の金閣寺も裸足で逃げるけど、京都は砂利道が多いさかい
草履履いて逃げるぅーー」

草履てww
懐に忍ばせたカンペを読みながら褒めるんだけど、汗で墨が滲んでも
言葉を濁しつつ、べんちゃらを続ける様子が可愛いっ
一生懸命カンペを見ようとするから着物の合わせがぶかぶかに
なっちゃってますたw




続いて、桂こごろうさん。
お写真でしか拝見したことがなかったので、ゆったりとした落ち着いた
噺家さんかと思いきやパワフルパワフル!
男らしい声に聞き心地の良い通るお声ですなぁ~ww 好きなお声だわ♪
師匠と同じで笑ったら可愛いねんな…///

「教科書で見たことがある名前でしょう?あの桂小五郎と同じです。
つまり、二代目!ということなんですねっ」

ここで大きな拍手が沸きおこり、こごろうさん
「2回も拍手を頂いてありがとうございますっ」
と嬉しそうに恐縮してはりました♪ お客さん掴むのお上手です!

「桂こごろうと書かれてある文字。これ寄席文字というんですが、
繋がってるからと言って、『桂てでろう』ではございません」

大笑いしちゃいましたっ!てでろう…てでろうーーwww
もぅマクラからお客さんをガッツリ掴んで温まった所で意気揚々に
「阿弥陀池」をかけはりました。
こごろうさんが演じる尼さん、すごく男前で勇ましいっ
どちらかと言えば女性らしさには乏しかったですが、胆の据わった
中年の女性という感じが伝わりました。
嘘話をしたいが為に気がついたら隣町まで来てた男。
米屋の主人がピストル強盗に心臓を匕首で刺されて首をかっきられ、
糠の上に首を曝して逃げたまま犯人は捕まっていない。
という流れを説明するんだけど、心臓の「ぞう」が出てこないっ

「ほらっ!あれや!鼻が長ぉーて、耳がぱたぱた~って大きいて
体がこーんなでかあて!……あれやがなっ!
鼻が長ぉーて、耳がぱたぱた~って大きいて、体がこーんな でかぁて!
…~っ!鼻が長ぉーて、耳がぱたぱた~って大きいて
体がこーんなでかあて!鼻が長ぉーて、耳がぱたぱた~って大きいて
体がこーんなでかあて!」

お目々を見開いて汗だくで大きく身振り手振りっ!
ちょっと上手側に座ってたもんだから、視線がばっちり合ってしまって
つられるようにオイラまで大きく目を見開いて、ハッフハッフしながら
聞き入ってしまいましたww




さて…いよいよトリのご登場です…っ
下手側から出てこられたのを見るや否や、一人バチバチと力強く五月蠅い
拍手をかますオレ。
つられるようにようやく他のお客さんが拍手を。
(拍手が遅いっ( ゚皿゚#)!!!!!!!!!!!!!)
心の中でオレ以外のお客さんを叱責してやりました(笑)

(*´Д`*)キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
もおおおお登場早々に心臓が…っヤベェ…
南光さんの何が好きってあーた。
高座に座る前とサゲを言い終わった後に見せる、キュートな笑顔ww
あの笑顔に殺されたんだよ。

「らくだ」をかけられるということで、前述の逸話と、ご自身の
あだ名に付いてがマクラ。
「柴ちゃんっていうあだ名もありましてね。柴犬に似てるから、柴ちゃん。
それをラジオで言うたら、電話やらハガキやらファックスやらがたくさん来まして。
『うちの犬も南光さんに似てるんです』とか『うちの近所にそっくりの柴犬が居てます』
とか言うんですよ。
柴犬が私に似てるんやなくて、私が柴犬に似てるんです」

そうか…だからアタイ南光さん好きなんかもしらん。柴犬がめちゃ好きやけ。
んまぁ~マクラからお客さんがドッカンドッカン笑う笑うw
オイラ、南光さんの見方がガラッと変わりました。
南光さんのDVDやCD聞いてると、機関車タイプの噺家さんっぽくて。
ゆっくりゆっくりお客さんの心を掴んでじわじわと笑いを誘い
大爆笑へと導き走って行くという心象があったんですけど、今回は
のっけからハイスピードでww

たっぷり味わったマクラの後(当社比)、「らくだ」へ。
熊五郎がラクダの元へやってくるんですけど、何回読んでも起きない。
触ってみると、ちべたーーーくなって死んどった。

「なんやこのガキっ、ぶっさいくなツラしやがって死んでけつかるっ」

…(´゚艸゚)∴ ブッ
南光さんの濁点音、半濁点音が大好きだあああああああww
「ぶっさいく」とか「びちゃびちゃや」とか「っぴゃーーっと」とか。
ハスキーボイスが味の、ちょっとした間が南光さんならではで大好きw♪


不幸なんは熊五郎に呼び止められた紙屑屋さん。
通夜の真似事をするのに酒と煮しめが必要なので家主に用意してもらえと。
もし断るようであれば…

「家主さんといえば親も同様、お宅へラクダを運ばしてもらいます。
持って来ただけでは何ですさかい、ついでに死人のカンカン踊りをお見せします」
脅されて家主に伝えるもケチな家主は、やれるもんならやってみろ
と言われて、再びラクダの家に帰って来た。

「おい紙屑屋、後ろ向け」
「へっ…?」
「えぇから後ろ向けっちゅーとろうが!」
「は、はいっ」
「そんなに見たけりゃ………よっこいしょっと…見せたらぁ!」
「ちょ、ちょっ、ちょっとおおおおおおおおおおおおおおおお!?
いやっ…、後ろ向け言われた時点で私も薄々勘付いては居ましたけどっ
このちべたーいもんが当たってるんは……っ」
そろ~りと首を振る紙屑屋
「うわああああああああああああああああああああああああっ!
怖いーーーーーーーーー!目向いて白目やああああああああああっ」
「やかましなぁ。ほんなら顔をなおして……よっと…。
ほれ、行くぞっ」
「やっぱりですかーーーーーーーーーーーーっ(TдT) 」

もぉ災難にも程があるね紙屑屋さんww
南光さんの紙屑屋さんがほんまに可愛いwwwwwwwwwww
熊五郎の脅しが怖いもんだから渋々言う事を聞いて町内を歩き回るんだけど
いちいち可愛いんだコリガ☆

なんとか通夜の準備も棺桶も整えることが出来た。
清めのお神酒として一杯飲んでから商いに行け、と熊五郎が紙屑屋に
酒を呑ませたら止まりません。
空きっ腹に、ごっくごくと駆けつけ二杯を飲んだもんだから紙屑屋
べろっべろに酔うんですが、本当に酔っ払いがお上手w
枝雀師匠もお上手でしたし、呑んでないのが信じられんくらいです。
南光さんの酒を飲む仕草が凄く美味しそうで、思わずゴクリと生唾ごっくん。
隣のおばあちゃんも「上手いなぁ~」「美味しそうじゃなぁ」と嬉しそうでしたw
煮しめを食べる仕草も絶品で、固いもん食べたとか、大きい煮を食べたとか
判っちゃうんですよなぁー…南光さんすげぇ。


酒を呑んで気が大きくなった紙屑屋が一転して上位に立ち
熊五郎に酒を注がせます。

紙「…もう一杯……」
熊「ぉ、おぅ…」
紙「おっとと…とと、ととと…ああああああああっ…もっ、もっ…

















 (´-ω-`)

 …………上手いやないか。
 膨れるとるのに零れとらん」


きゃああああああああああああ!!緩急がすごい…っ
枝雀師匠の緩急よりも、たっぷりと含みがある間なんですけども
上げて落とす!っていうのの間が絶妙なんですよ!
もぅすごいとしか言いようがない!


「か、紙屑屋。もぅそのへんにしとき?
商いに行かんと明日の釜の蓋が開けられんちゅーてやないか…」
「…明日の釜の蓋が開かん~…?じゃかまっしわいっ!
わしゃあな、カカと子供2人食わしてんねんっ。
風の日は商いは止めて、雨の日は休みになる商売なんじゃっ。
お前みたいな商売やあるまいしっ、一日二日商いせんでも
ちゃんと食えるようにする甲斐性くらいあるわいっ!!!!」


オドオドしとった紙屑屋はどこへやらw
酔いが廻ってるから瞼が重いんだけど、寝ーへん!って感じで
やっとこさで目を開けてるけど半分目閉じてる、みたいなw
熊五郎が凄んでたような顔をする紙屑屋ですが、酔ってるから
ちょぴっと雰囲気が違うのよねぇ~。
(* ゚ Д ̄ *)←ほんまにこんな表情しとんのよ。

そんなこんなで、あっという間の落語会が終了。
トータル的に見ても流石というか、南光さんの時が一番笑いの層が
厚かったですな。
お客さんの笑い所が同じで、笑いに厚みがあって会場全体が笑ってた。
好みも笑ツボも違う人間が集まってるのに、同じ所で笑わすなんて
凄くねー?!凄いよねーーーwwwwwwwwwwwwwww

師匠らに宣言したとおり、視姦するくらいの勢いで南光さんを見たので
南光さんのを一番鮮明に覚えておりますた。
一つ残念だったのは、雀五郎さん、こごろうさんの噺の時に携帯が
鳴ってたこと。
噺家さんを目当てにっていう方よりかは、落語会を見に来てる雰囲気。
初めての方も多かったのではないかと思うんですが…
落語だけに限らず、イベント中は電源切るのがマナーでしょうが…っ
バイブも駄目です、結構響きますから。
お二人とも気に止めずに噺を進められてましたけど見る側のマナーが
悪いのが一番嫌です。
せっかく岡山の県北にまで車で足を運んで下さってるのに…
「鳴らないだろうから切らなくても良いや」という気持ちなんですかね。
「鳴るかもしれないから切っておく」という事が大事なのですよ。






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